「特区2020」アイドルシーンの最前線。

先日自分的大ニュースがあった。

Devil ANTHEM./NEO JAPONISM/raymay の3グループが共同声明文を発表し、「特区2020」の開催を発表したのだ。

「特区2020」は、規制解除イベントとなっていて、リフト、サーフ、モッシュ、ダイブ(キャッチがいるイベント時)、ジャンプ、サークルが解禁されている。

ライブルールは、「フロア、演者共にその環境への配慮、感謝をし「特区2020」を共に作り上げる。」(共同声明文より抜粋)というものだ。


なんでこの発表がすごいのか。答えは近年のアイドルシーンの動向にある。

ここ最近のアイドルシーンは規制が強まる一方。

大きなイベントは基本的に危険行為(EX.リフト・サーフ・モッシュ・ダイブ)は禁止、例えば毎年夏にお台場のどでかい野外で開催されるTIFでは、リフトの剥がし方が荒すぎておそらく剥がさないほうが危なくないで有名なマッチョゴリラ集団BONDS(セキュリティ)を導入して危険行為を全力で阻止してくる。

また、最近は「ジャンプ禁止」なんていうグループもあるというのだから驚きだ。


しかし、それも仕方がないことだと思う。各グループの運営方針の違いもあるだろうし、「危険行為」というだけあってその行為自体が危ない。いつ怪我人が出るのかも分からないしまリフト等の危険行為が要因となっての喧嘩・暴力事件が何件も起きているのが現状なのだから。


だがこのような状況の中でも今回の3グループは、声明文にもある通り、「規制を厳しくしなくてもいいイベントは作れる、思いやりがあれば素敵なフロアは作れる」という信念のもとに「特区2020」の開催を決定した。



「特区2020」は現在のアイドルシーンとの戦いだと思う。

フロアが、現在の「アイドル」というカルチャーを形成している皆さんが試されている。「特区2020」が成功するか、はたまた失敗に終わるかによって今後のアイドルシーンが大きく変わる。といっても過言ではないだろう。


また、この「特区2020」は何回も開催することを念頭に入れたイベントだという。

初回が無事成功に終わり、これからもずっと続いていき、規制が強まる一方のアイドルシーンにムーブメントを起こしてくれるイベントに成長して欲しいと思う。


1ライブを愛する者として「特区2020」の成功を心から願っている。


「特区2020 vol.1」

2020/02/03

@ 渋谷TSUTAYA O-WEST

op 18:45/st19:30

adv ¥2500+1D

act:Devil ANTHEM./NEO JAPONISM/raymay


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